SNSにアップしないからこそ、大切なモノが伝わる。

 

 

2018年3月現在、女性経営者さまのイベントプロデューサー、学校法人さまと企業さまでキャリアアドバイザー・講師、企業さまの商品説明やPRのセールスレター作成代行で活動しておりますが、すべてをSNSで配信しているわけではありません。

 

 

もちろん、締結している契約、守秘義務の誓約書に署名捺印をしているという理由もありますが、SNS時代だからこそ、良しと思わない、違和感を覚えたり、気分を害される方々がいらっしゃるから。

 

 

ご要望であって、双方承諾の上であってもSNSで発信する場合でも「配信範囲」を意識しています。これもやはり、記事をご覧いただいている方々に重きを置いているのもなり意識しているのもあります。

 

 

特に、現在の私のSNSは、以下の方々向けに配信しています。

  • 経営者
  • 一人社長
  • 講師
  • 学校法人
  • 企業(人事採用)
  • 若年層(特に学生)

 

 

意識しているのは、主として次の通りです。

  • ビジネスマナー(服装、髪型、身だしなみ、言葉遣い)
  • 年齢によるSNSの意識、モラル、礼儀
  • 仕事のクオリティ
  • 知識や研究・分析
  • 心のあり方
  • SNS慣れゆえの、SNSをしない人の視点、考え
  • 伝わり方

 

 

私自身、SNS発信をスタートしてその世界を知りました。感じたことは5つありました。

  1. 逐一、売上金額や契約などにまつわる発信。そして伝わり方、感じ方。
  2. 若者が大人たちに言われて疑問に思っていたり置かれている立場の視点に立って、解説し、考え方の軸を変えるトレーニングに繋げる必要性。※以前、こんな記事を書きました。遅刻、欠勤連絡をLINEでしてくる人に効果的な伝え方。
  3. 新商品、セールなどの事前情報、取引先やお客さまが特定できないように情報の扱い方。
  4. 著作権、肖像権、リテラシーなどに抵触していないか、誤解を招いていないか。
  5. 居住地や活動場所がわかってしまう背景や、プライベートの映り込み。

 

 

感じたことは、SNSの時代だからこその「違和感」です。

 

 

以前、参加した「とある交流会」でもこんな違和感を感じました。話しをしている人そっちのけでふらふら歩き始めて写真を撮っている姿、自分以外の特定の方の仕事やプライバシーをぺらぺらと話したり茶化している・・・。SNSを遡るだけで特定できてしまう。

 

 

このような「違和感や緩み感」は、心を持つ人へ発信するSNSだからこそ、あえて意識的にSNSから離れている人たちの「考え、立ち位置」をお伺いし理解し、私はいかにSNSをコントロールするのか。SNSで何を発信しているのか、どうあるかを表現できる手段(ツール)だと思っています。

 

 

SNSは手軽だからこそ、いかに「SNSのリテラシー、信念」を持つか。

 

 

SNSへの投稿依頼をいただいても、どこまで載せるのか(範囲)をお伺いしていますが、「細かい」や「不愉快、不快」も感じず安心いただけています。もちろん、私のSNSに投稿するときも事前承諾を確認するときも同じ印象です。

 

 

「いいね!」の数を稼ぐのではなく、クライアントの目標(お申し込み、集客、上質なお客様応対)を叶える。そして、守るモノは守る。何でも投稿して良いはありません。イケイケ!ではなく「リスク」を考えて行動を取る。これが「ビジネス」です。

 

 

SNSは認識、認知度を上げる手段(ツール)です。手段を活用して、アナログの「お互い顔を認識し合う(出会う)」。直接、会い、私が口にすることで、SNSで見せてない部分も伝わる人には伝わっています。だから、安心して「大切なモノ」を大切にしながら、SNSで発信しています。

 

 

あなたがSNSで何を投稿しているか、SNSをどう扱っているのかを見ています。それなら、あなたは、何を、どう伝えますか? 誰に、何を、どう伝わってほしいですか?

 

 

たどたどしい文章でも、大切にしていることやポリシーは届いて欲しい人に届きます。だからこそ、「何を載せていない」にも心を込める。そして、守ること、貫くこと、大切にしていくこと、何に時間と手間をかけているのか。

 

 

誠実に丁寧にを続けているだけで、伝えたい人には、伝わります。検索すればどんな情報も得られる時代から、意識的に遮断しないと情報を目にしてしまう時代になりました。情報のあふれる時代になっているからこそ、「信用信頼の時代」とも言います。

 

 

私も起業家として再スタートでSNSを発信をして、約10か月で法人から直接契約のチャンスをいただき、継続契約につながりました。あなたの大切にしていることとポリシー、そして想いをだいじにしてほしいです。伝わってほしい人に届きます。それが、SNSです。

 

 

●参考記事