本日の記事は、起業した女性だけでなく、キャリアアップに頑張っている女性にも「法人契約を目指す人、更新を目指している人へのヒント」になればと思います。
会社員時代、希望する担当者の基準が「男性」と言われた悔しさをきっかけに、『女性らしい共感力』に『男性的なロジック』を加えて、現在のビジネスのひとつとなり、指名してもらえる環境を手に入れました。男性優位の文化のある職場では女性というだけで出る杭は打たれてしまいますが、個性を重視する文化の多い『起業』で通用する「あなたを指名してもらう心構え」をお届けします。
こんにちは。
経営者や一人社長、講師の方の右腕として活動しているリモート右腕業の平野亜希です。集客・運営のプロデュースを中心に裏方の仕事を中心に仕事をしています。
先日、地方居住者の個人事業主の私も法人との直接契約の更新をいただきました。
私は、普段のなにげない会話と更新のお話しをいただくときのインタビューを同じように大切にしています。私の姿勢へのご要望、ご意見をいただくことでクライアントとのズレ、読者とのズレを浮き彫りにすることです。
クライアントのご意見はほとんど同じです。
「ちょうどいいぐらいの厳しさ、ストレートさ、丁寧さ、ぶつかり具合。そして、成果主義なところ」
こんなお褒めの言葉をくださるクライアントと超まじめにふざけながら次の仕事のお話しができることがありがたいことですが、これは、普段から自分自身に問うている「現状維持にも努力が必要」を頑張ってきた証しでもあります。
毎日のほんの少しの「心構え、心がけ」が大きな成果に導いてくれます。
あなたがエスカレーターに立っているとしたら、どこですか?
- 上りのエスカレーター
- 下りのエスカレーター
- 間の踊り場
クライアントにいただくお言葉の中に多いのは、「君は、下りのエスカレーターにいて昇って歩いているのがイメージできるよ」です。
会社員時代も、起業してからも変わりません。
だから、人によって私の映り方が違います。
- 何言ってるのかわからないから関わりたくない
- おもしろいから関わりたい
- 知らなさそうな景色を観てるけどちょっと気になるから様子見
人が私をどう思おうと、クライアントに関わっていくことも、読者に解決法で関わっていくことも、どんな言葉も拾ってメモすることも、だいじにしています。超アナログで超楽しい関わり方ですが、今のところ、嫌な顔やウザがられることもありません。(私が気づいていないだけかもしれませんが。)
立派、まとも、周囲と同じような「女としての幸せ」を歩んでいなくても、自分の人生を歩いている実感と観える景色、会える人がいます。どちらの道も、その人の幸せです。
階段の踊り場でも上りのエスカレーターでもダメです。下りのエスカレーターじゃないと。
スキルは、どんどん劣化してきます。
モチベーションや技術を保つためには、努力を続けていくこと。
だから、正直、しんどくなることもあります。
それでも、毎日、文章術や傾聴術、会話術を磨く。
それ以上に、ご依頼のお仕事の成果に武者震いをしちゃいます。
しんどいより快感のほうが大きくて、たまらないのです。
実際に、下りのエスカレーターを昇るのは非常識ですが、モチベーションを保ったり、技術を磨くには効果的な創造力です。自分をどこに置き、どこに向かって歩くのか。
- 新人なら、少し前までお客さん側だったからこそ観える景色がある
- 女性なら、共感力やしなやかさ、おもいやりで観える景色がある
あなたが女性なら、『男性でもできること + 女性らしい視点を加える文章にする』。
- ひらがなをわざと使う。おもいやりが伝わりやすくなります。
- 専門用語を使わず、かんたんな言葉を使う。
- だらだらと説明文を並べず、ときどき箇条書きにする。
- クライアントの困っていること問題と答えを冒頭に持ってきて、理由や根拠は2番目に持ってくる。
- 答えも理由や根拠は、クライアントの納得を軸に考える。
- 企画書ならタイトル、メールなら件名をクライアントの納得を軸に考える。
- 以上6点をA4の1枚、もしくは、1,000文字以内にする。
文章にできるようになると落ち着いて話すこともできます。
ですから、「あなたの話しは質問されたら答える。終始、相手の話しに重点を置く」ことも重要ですね。
末永くおつきあいできるクライアントがパートナーを選ぶ基準は、
- 違いのある博識を与えてくれる人
- 相手の立場や多くの視点、側面を観せられる人
- 臆することなく根拠のある内容が言える人
- 成果主義の責任の取り方を言える人
「人とは違う感性や側面、多様な視点が見られる視野の広さと多さ、そして、覚悟ある笑顔を持っている人」です。
会社員時代に、担当してほしい基準が「男性」とお問い合わせいただいたくわりに新規の仕事や立場をチラつかせて追い込まれそうになることもありましたが、他の男性社員を取り次ぎました。起業してからは丁寧な文面ですがはっきりと断わったり、違和感を感じる質問を並べています(結果、先方から断わっていただけます)。入口の対処が肝心です。女性であるあなたの未来が広がります。ぜひ、お役立てくださいませ。
●参考記事。
リアルでお会いするとき、必ずと言っていいほど、どちらかが相手の姿が見えなくなるまで見送りますね。私が見送る側でも最後の角で必ず振り返ってくださります。このような「魅せる交流」というのは印象深く、いつまでも心に残りますね。