集客・運営プロデューサーの平野亜希です。
毎日、全国のどこかで、気軽に参加できるお茶会や交流会などのイベントが開催されていますね。
イベントプロデューサーとしても活動している私が本日お届けする記事は、気軽に参加できるイベントのお支払い設定が、将来、あなたの高額な有料サービスのお申し込みにつながるというお話しです。
●つけ込まれているのは「仕事がほしいだろう」とバレてるからです。つけ込まれて困っているならこちらの記事のほうがお勧めです。「断わることができない」人のために参考になる記事です。
イベント主催者が提示している「支払方法」を守るのは「最初の約束」。
もちろん、「提示価格」を支払うのも同じ。
事情がどうであれ、提示されている支払方法を守れなかったり値引きしてでも参加しようとする行為は、主催者が大切にしていることができないエネルギーを発動させるきっかけになり、さらに怖いことがあります。
それは、値引きをした参加者自身の評判を左右することに繋がってしまう恐れがあるということ。評判と聞くと、口コミが思い浮かびやすいですが、それ以外もあることを意識してほしいのです。
参加者自身にとって気軽で慣れた行為で身勝手な支払方法や値切りをすると、主催者が提供している参加者の未来にさまざまなマイナスな結果につながる可能性が高くなる。
なぜなら、主催者が告知している、支払方法やさまざまな条件には、「この約束を守るお客様に提供したいクオリティ高いサービスがあるという自信」と「そのクオリティを高めるために費やしてきた時間、経験、知識、心」を意味している。これを踏みにじる行為をしてるのです。
ただし、これで終わらず、参加者自身に戻ってくる(返ってくる)。
これが、悪の因果応報です。
因果応報には「善」もあることをお忘れなく。
なぜ、戻ってくるのか。
そこには、キレイなお金と人脈がが寄っていくのは「心を持った人」と「愛を持った人」だからです。
身勝手な行為ひとつで、成功が決まってしまうとしたら?
しかも、イベント前に決まってしまうとしたら?
- 身勝手な支払方法や値引きした参加者。
- 主催者が示した支払方法と価格を守った参加者。
まず、主催者は値引きや無茶を言う参加者を警戒します。本来の意味とは違う「お客さまは神様」身勝手な特別扱いを求めてきているわけですから、当たり前です。身勝手な特別扱いを求める人から他の参加者の効果を守るためです。守るために、主催者内で情報共有したり、講師にお伺いを立てたり。イベントの前にある程度の範囲の関係者に知られる結果になる。
知られたことも知らないままでも関係者も口に戸を立ててたとしても、すでに、自分勝手な条件を強引に合わせさせた参加者と条件に合わせた参加者とは意識がまったく異なっているのです。
自分以外の人とお金や心に安値をつけることが平気な身勝手な参加者の言動や在り方に、当然、違和感を抱く参加者が1人以上いるのです。
なぜ、断言できるのか。それは、違和感を抱く人は、講師や主催者や参加者と一緒に過ごす時間にも感謝と敬意があるからこそです。身勝手な参加者にこの「感謝と敬意」があるのでしょうか?皆無と言っていいでしょうね。なぜなら、自分がいかに得するか、損しないか、という「自分」しかないから。
だから、あなたが良い交流をスタートしたと思っても、身勝手な参加者の姿勢や態度や在り方や行動で浅はかさが違和感になり、距離を保って関わるか、離れることになる。感謝や敬意を持ち合う同士と片方しか持っていない、人間力に差があるから当たり前です。
あなたが何を言わず波風立たせずその場をしのいだとしても、身勝手な参加者の正体を知っている講師や主催者は、かなりの距離感を保って対応する。その態度を見て違和感を抱き気づく参加者はいる。
人の口に戸は立てられないと言いますが、人は思っていることは口以上に行動に出やすい。主催者が設定している条件を守ることで、主催者のおもてなしやモチベーション向上に繋がり、気持ちよく出迎え、参加者の未来が創造できる。
もし、バレずにつながり、続いていく関係があるなら、そのような人間力同士で繋がっているだけです。そこに感謝も敬意もなければ、成長もない。人に対して安値をつけ、踏みにじるのが当たり前の人たちの集まり。
だから、主催者の「最初の約束」すら守れないのなら、「今は、参加する時期ではない」と諦めることも必要なのですが、それすら選択しない。売り手が500円と言っているのに、買い手が400円と決めるのは、おかしくないですか?通用する世界があるなら教えてください、って話しです。
私がイベントプロデュースをしている際は、参加者と主催者、講師の間柄や関係を重んじて、身勝手なご要望もお受けすることが多いですが、私の「リスト」に載せています。
このリストは、決して表に出しませんし、第三者に口外することはありません。しかし、私主宰のイベント、有料メニュー、そして、私の起業プロデュース中のクライアントやコンサル生とのコラボイベントでも活用しています。SNSの時代だからこそ、営業メールが届いたときの判断にも活用しています。
私の主宰するイベントで集客がたとえ0名様でも、もちろん、お断りします。私は、お金が最優先事項ではないからです。私が優先にするのは、幸せにできる自信が湧かないお客様だからです。つまり、私が主宰でも講師側でも感謝や敬意を持てることをたいせつにしているのです。
条件を守って参加してくださる方々の「貪欲までの意欲」「努力するチカラ」が見たいし、それに「すべてを懸ける私に自信がある」からです。
その人たちの景色や感情を「受け入れて、前向きにする」ため、開催当日まで貪欲までにインプットの時間に使うことに影響するからです。準備のモチベーションにつながるからです。当日に余計な気遣いにつながらないようにしているのです。
だから、お支払い条件を設定しています。金銭にまつわる設定条件以外を言ってくるであろうさまざまな条件も行動心理に合わせて設定しています。
今年に入って、私の商品やサービスに興味を持ってくださり、お問い合わせが増えてきましたが、正式に契約に繋がることは多くありません。その場合は同じ形式をたどっていきます。
最初のお問い合わせで、「平野さんの甘い蜜を吸わせて欲しい(高額商品のノウハウをパクらせてほしい)。」となんのためらいもなく、堂々と匂わせたり。
「こいつ、簡単だ。」と思われてるわけです。変換すれば、「タダで私に渡してちょうだい。私、もっと稼がせてもらうわ。」と言うことでもある。
私が違和感を感じるのは、
- 提供するその先のお客様や参加者の話しは一切ないからです。
- 適度な距離感や対等な関係は一切ないからです。
- 自慢話し、キラキラした経歴が並ぶからです。
誰との人脈あるか、どんな資格があるか、どんな経歴があるか・・・聞かされる、読まされる、時間を使わされる。
私を誰だと思っています?
生半可な気持ちで起業しているワケじゃないんですよ。
あなたもですよね?
一緒に手を取り合える信頼できる人は、まず、「お客様が体験する結果(効果)にどう責任が持てているか」とはっきり発信しているんですよ。
人が人に興味持つのは「人柄」です。
あなたが心を動かされた「人」です。
私の商品を提示価格で購入してくださっているお客様との信頼関係、私たちのモチベーションを守るために、ある程度のやりとりの際にお伝えします。
「これ以上は、有料の個別相談にお申込みください。」「私は、お互いの利益が考えられる方とのみ契約しておりますので、お引き受けする方と仕事は選ばせていただいております。本当に興味がありましたら、改めてご連絡ください。」
この文章を送ると、辛辣な言葉を載せた返事を届く場合が多くあります。これは、仕事でも、恋愛でも、あらゆる人間関係で言えることですが、『最後に見えるその人』です。
そんなくだらないプライドを最後まで固持するような人とは、あなたが軽視した私でさえ、契約しないって言ってるんですよ~。だいたい、もっと名の知れた、上の人たちと組めばいいじゃないですか。あなたと繋がったら、あなたの周囲のどんなご縁が続いていくのか。それを思っただけでも、不安や恐怖になります。
「感謝」できるのか、それとも、「傷つけてまで、おのれのプライドを守る」か。
「別れの流儀」ですよ。それは、「未来もよろしくお願いします。」が有るか無いか。
「無い」ことが多いですね。本当に寂しい。
守るものが「お客様」なのか、「自分のプライド」なのか。
あなたがいかに感情的にならないか。直接でも間接でも断わる方法を知っているか。
集客できなくても稼げていなかったとしても、飛びつかないように。あなたの信念を守れ。感情をコントロールするのも断わる方法も、仕事でも恋愛でも共通してますね。
ただ、報酬や支払方法などの「お金」にまつわることをあやふやにせず、逆に声にして質問することでリスクマネジメントにもつながります。
商品を買うとき、サービスを受けるとき、「支払方法と価格」を守るということは、あなたの未来が決まります。
本当に学びたいと思うなら、主催者の条件を満たせるように「おのれでおのれを整えるのが当たり前」だし、主催者に「特別な条件」を設定してもらるのは「お客様は神様だから」って参加者都合で変換させないように。そして、もちろん、販売している側のあなた都合でも変換しないように。
「そのレベルより低い」に気づいてないからと言ってヘタにアドバイスしないように。相手を通してあなた自身の感情に気づき、「感情的になる」か「腹くくって学びたい」のどちらを選び、次の行動に出るのか。
自分の行為だけの一方しか見られず言えず貫いてばかりで反省しない、心から謝れない大人が増えたと思います。私は、言い訳は聞きます。話す機会を持って、その人の話しを聞きます。言い訳でさえ話してくれるなら、ご縁は繋がると思っているから。
出会えない人が山のようにいる中で、出会えた人を大切にしたい。出会えた人の中で、ご縁を末永く紡いで行きたい。
集客や満席、お申し込みの有無に心が引っ張られるのは分かります。集客ができないよりできたほうが良いですからね。おひとりおひとりをしっかり見て一期一会として頑張ってください。並行して、認知度を高めるSNS利用も取り組むのは信用、信頼につながります。
あなたの想いを発信し続けること、発信する環境を定めることで、出会いたい人に少しずつ会えるようになりますよ。あなたと参加者の楽しそうで幸せな笑顔が集客を呼ぶのです。
あなたの目標は、お申し込みの数ですか?
それとも、必要としてくれる人を幸せにすることですか?
あなたの大切なお客様を末永く大切にする、あなたの未来を守る方法は、「あなたが入口を設定することで可能性が広がる」という話しです。あなたのものさしではなく信念で設定したら、ものさしを一旦横に置きお客様の立場でWチェックをする。細部に神を宿す方法のひとつです。
私は、参加して欲しくない人の条件も掲載しています。それは、私が参加して欲しい方が安心して参加できるためです。詳しい内容を徹底的に掲載するという信念を貫いています。それは、良いことばかりではなくデメリットも書いています。つながることばかりではなく、いかに、つながらないか。
これを続け、お茶会が満席になってから、わずか3ヵ月後に2法人から法人契約をいただきました。たいせつにしていることを発信すること。人が一番言いづらい「お金」をしっかり設定するだけで、信念や参加者や想いを守ることができます。
あなたも、ぜひ「お客様リスト」を作って、売上に直結するお客様クラス分けを実践してくださいね!
- 何度も、高額な有料サービスをご利用くださる「上顧客様」
- 何度も、有料サービスをご利用くださる「顧客様」
- 何度も、イベントやお茶会をご利用くださる「常連のお客様」
- 一度、有料サービスをご利用くださった「お客様」「見込み客様」
- 一度も、有料サービスをご利用にならない人
クラス分けするだけで、どのクラスの方を優先にしたりサービスを提供するかなどの〝相手〟が判り、集客も売上も伸びます。『真の売上比率』が視えてくるからですね。
- 「上顧客様」は、売上全体の50%弱
- 「顧客様」は、売上全体の40%弱
- 「常連のお客様」は、売上全体の7~8%
- 「お客様、見込み客様」は、売上全体の2~3%
- 「利用なし」は、売上全体の0%
さて、あなたはあなたのビジネスで誰を相手にしますか?必要とされたいですか?
真の売上比率の高いクラスの方(のお仕事)を優先しましょう。これが「あたりまえ」ですね。クラス分けするだけで精神的に安定することもできますよ。
一番下のクラスの人ほど感情的になりやすく匿名性の高いツールや人の目に触れないツールを使いますし、傷つく言葉も平気で伝えてくるし、何度も送ってくるし、威張ったり、業者扱いしてきますよね。相手にしなくていい理由ばかりが並びますね。
よろしければ、あなたのビジネスに参考にしてくださいね。
●参考記事
経営者の方に限らず、リピート利用をしてくださる上顧客様にも好かれる「心がけ」についてお届けしています。